2009年6月5週


1972年(S47)、それまで特急の走っていなかった房総西線・東線(あっ、今は内房・

外房線ですね)に特急が走り出し、颯爽と登場したのが183系。尤もそれまで特急が

走っていなかったのは、当時としては特急が走る距離ではなかったと言うこともあり、

急行列車とさして到達時間も変わらず、“実質的急行料金の値上げだ”などと評判は

イマイチでした。当時はまだ急行も走っていて、うろ覚えではありますが、急行の方は

混んでいても、特急はガラガラだったような気がします。特急「あやめ」「さざなみ」

「わかしお」に遅れること3年、1975年(昭和50年)の成田線全線電化に伴い東京〜

鹿島神宮間で運転が開始されました。最盛期には5往復の設定がありましたが、今や

定期運用は2往復のみ。しかも上りは朝に2本、下りは夜に2本という設定。これじゃ

特急料金ボッタクリ見え見えのホームライナーじゃん、って思ってしまいますよね。

           総武本線 物井〜佐倉 2005-5
 Photo by カモ