2019年8月回1目

新幹線が博多まで全通する以前、山陽本線にゃ関西と九州を結んだ長距離特急が、

昼夜を問わず多数走っていたのでございます。新幹線に長年住み慣れた東海道を

追っ払われちまった、「つばめ」「はと」「かもめ」なんて有名どこから、鉄なら知ってる

なは」「日向」なんてぇとこが、アッシの空っぽの頭ん中にも浮んでくる、昼行特急の

愛称でございます。そんな特急の中でチョイ考えなきゃ出てこなかったのが、今回の

「みどり」でございました。初っ端は走行区間の電化進捗状況でキハ82で走り出した

「みどり」、485系に変わっても九州島内の行き先もダイヤ改正の度にアッチコッチと

一定しなかった様でございます。写真は1ヵ月後にゃ山陽新幹線博多全通を控えて、

引退間近の岡山発下り「みどり」2号485系宮崎行きでございます。しかし、サロ2両、

サシだってチャント組み込まれている、特急列車の王道ボンネット485系11両編成、

他の山陽本線昼行特急と何処も変わんないけど、何故か地味な特急列車「みどり」、

アッシはその原因は、HMに書かれてる「みどり」って愛称が、原因と睨んでおります。

だって、「みどり」って言われたって、何処まで行く特急列車かゼンゼン判んねぇや。

山陽本線 倉敷 1975-2
  Photo by 松原の親方