秩父デキ三色ツモ

華やかな旅客列車の陰に隠れながら地道に仕業に勤しむのが、
旅客乗せない貨物列車でございます。人が乗らないので当然、
事前にダイヤを調べるのが大変、例え判っても当てにならない。
でも思鉄は、貨物列車や貨物ヤードでの入換機が堪らんのです。

                2016/09/9 Photo by 団長

一度撮ってみたかった、倉賀野駅から操車場までの構内側線扱い専用線を走る貨物列車。
しかし、ヤードの奥にいるDE10は停まったまま、引き取りに出向く筈だった高崎線の貨物は
如何やらウヤの様子。ここは諦めオイルターミナルを挟んだ東側のヤードに向かいました。 

こちらのヤードはアクテヴ、DE10の空コキ入換えを暫く堪能して熊谷貨物ターミナルへ移動。

浜川崎から到着のホキを確認、秩父鉄道のデキ到着までDE10の入換えで暫し暇をつぶす。

思ったとおり、昼前に秩父鉄道デキ300型301号機がホキを受け取りに現れました。しかし、
出発時刻が判らないのです。なので、ホキとの連結作業撮影は諦めて駅間の撮影に向う。

三ヶ尻線が高崎線から分岐して直線になり、2番目の踏切を通る道路東側で待つ事約20分、
色付き始めた稲穂の先に黒いホキを従えた、青い車体の301号機が走ってきました。 

この後、武川駅を覗いて見ると、黄色く塗られたデキ502が、出発進行現示待ち状態。急ぎ
本線と三ヶ尻線分岐地点から約500m、お墓の前辺りで旧秩父色かな?デキ502を撮る。

次に向かったのは武州原谷駅でございます。貨物専用駅へ着くと、太平洋セメントの入換機
D304が、積み込み終わったヲキをデキ103の横を抜け側線へ押し込んでいきます。

D304からバトンタッチしたデキ103が、ヲキを出発線へ据え付けるかと思ったら、再びD304が
デキの前に付き、エンジン全開デキごとヲキを押して目の前で突放したのです。こんな豪快な
突放は、長い間鉄やってるけど初めて見ました。 

ワザワザ本輪西まで行っても、見られなかったD304も目の前でジックリ事が出来ました。 

仕上げは武州原谷を出発したデキと交換で和銅黒谷を発車した、茶色のデキ505を撮って
秩父鉄道電気機関車の三色をツモ上がりとなりました。

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