秋の虫の声も、都会ではなかなか聞こえなくなりました。鈴虫の音色が懐かしいな〜
ということで、今回のヘッドマークは津軽鉄道の冬の名物列車がストーブ列車ならば
秋の名物列車はコレダァ〜ってことで、登場したのは「鈴虫」号。これぞ風流の極み!
職員さんが心を込めて飼育した鈴虫のかごを、列車の車内の棚に置き、秋の可憐な
美しい虫声が聞ける鈴虫列車!! その運行は1986年にはじまりました。
毎年9月のはじめから10月中頃にかけて運転されていますが、特別な列車ではなく、
定期列車のうち、鈴虫が棚に置いてある車輌が使われているものが、「鈴虫」号の
名で呼ばれているようです。ところで写真の国鉄の気動車色と窓の周りだけが一寸 違うキハ22も今は予備車として僅か2両が残るだけで、定期運用はすべて1996年に
導入された、新鋭津軽21形により行なわれています。今や貴重品の私鉄のキハ22。
たとえ豚鼻ヘッドライトでも文句は言わ無い、いつまでも元気で活躍して欲しいィ〜。 津軽鉄道 芦野公園 1996-9
Photo by 松原の親方
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