今回は、以前「ガスタービン車」などというキワモノを登場させた思鉄が、自信を持って
UPする、柳の下の泥鰌狙い反則ヘッドマーク。その名も「振り子車」。日本初の振り子
試験列車591系は、1970年誕生!!前後にはしっかりと「振り子車」と入っていました。
この591系は前と後で違った顔をもち、主に信越本線や中央線などで試運転を重ねて
後に誕生する、日本最初の実用振り子特急電車、1973年登場の”しなの”381系の
元となった車輌でした。当初は連接三両での運転でしたが、後に通常の二両編成に
改造されました。591系は役目を終えた後、岡谷駅構内にしばらく留置後、1980年に
長野工場で解体されたとのことです。
今では振り子車輌も、第二世代の強制振り子車の時代になり、自然振り子、381系の
影も次第に薄くなりつつありますが、今の振り子活況の礎になったのは、間違いなく
この591系だったと思います。ところで、591系のもう一つの顔はドンナ顔なの?って 考えているミナサンの疑問にお答えして、今回は気前良くモウ一枚写真をUPします。 (591系のもう一つはコンナ顔なんです。)
信越本線 小諸 1972-8
Photo by 松原の親方
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