2004年6月第2週


福井―富山間に日中6往復設定されていた快速「こしじ」急行用の475系を使用した、

ちょっとゼイタク(?)な普通列車でしたね。

日本は電力周波数が関東以東が50Hz、東海以西60Hzと分断されされているため、

交流電化当初は車両も50Hzと60Hzの二種類存在していましたが、快速「こしじ」にも

運用されている475系の登場でそんな不便も解消されました。471系を50/60Hzの

複周波数対応にして抑速発電ブレーキをそなえた475系は、車体裾にクリーム識別帯を

巻いたのが特徴です。いまでは当たり前になった交直両用車両ですが、開発までには

結構苦労があったようです。

ところで快速「こしじ」の紹介が全然出てこないじゃないかと思われたアナタ、その通り、

キャプションがマッタク思いつかず475系の車両紹介でお茶を濁したのがバレたカナ?

な〜んでわざわざHMを付けた快速が存在したのか、実はワッカラナイので・・・。

(お詫び、上記のキャプションは475系と457系を完全に混同しておりました。)


                   北陸本線 富山 1972-8
 Photo by 武蔵高萩