今回登場はキハ181系の特急「しなの」 しかもこの写真は試運転時の
ものとか・・・蒸気を撮りに行ったら、来た・撮った〜というしろもの。
名古屋と長野を、中央西線経由で結ぶこの特急は、初めてキハ181系が
投入された列車でした。登場は43,10,1所謂ヨンサントオで、山岳路線の
中央西線の所要時間を、随分とつめたものでしたが、その後電化された
この区間には振り子の381系が初登場、さらに現在は383系により運転。
名古屋ー松本ー長野間の時間短縮は著しいものがあります。急勾配と
急カーブが連続する線区ゆえに、こうした最新の車輌が投入されてきた
わけですが、大出力エンジンを搭載したこのキハ181系「しなの」はその
先駆けと言えるかもしれませんね。
「しなの」のネームは1955年に、名古屋ー長野の客車準急として登場。
以来一貫して名古屋(一部大阪)ー長野を結ぶ列車につけられています。
キハ181系「しなの」は1973年7月電化後も、大阪・名古屋ー長野二往復
が残りましたが、それも1975年にはすべて電車化されました。
中央西線 不明 1968-?
Photo by 名誉団長
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