2004年4月第4週


日本初のディーゼル特急”はつかり”用の先頭車として誕生したのがキハ81ですね。

ボンネットタイプですが電車の151系に比べると何故か?かなりな”ナイスバディ”

しかも、いつの間にか巷では”ブルドッグ”な〜んて呼ばれたり、初期故障多発の為

”ガッカリ号”と呼ばれたことはキハ81”はつかり”UPの時にお話ししましたね。

東北本線全線電化により、583系に華やかな表舞台の主役を奪われると、気分一新

羽越本線に転勤「いなほ」と名乗り秋田〜上野間の特急となりました。

ハクリキ満点の面構えで存在感十分ですが、製造両数僅かの6両、ヤハリ気動車は

特急用と言えどもキハ82等の分割併合可能な構造が運用上の必要条件だった様で。

いなほ」は1969年に登場し、運転区間や車輌は変われど、現在も愛称はシブトク

存続しています。一方、キハ81は僅か3年で羽越本線も電化され、東日本から撤退、

安住の地を紀勢本線に定め、特急”くろしお”として活躍しましたが、1979年に全車

お役御免となりました。


                   羽越本線 桑川 1972-9
 Photo by 武蔵高萩