1975年3月登場の「鹿島」千葉局の急行としては超短命で7年半後の1982年11月に

廃止となりました。始発はあの懐かしい両国で今や神宮よりアントラーズの街として

有名な鹿島が終着。もし今この区間で定期運転したら、連日鉄な乗客が押しかけて

パニック必死ですが、当時としてはイタッテ地味ぃ〜で人気イマイチの急行「鹿島」。

でもね、見てくださいこの編成を、ってよく見えないんですけど、１５３系で組成された

編成には、グリーン車サロ165（後ろから２両目です）も入った堂々の７連です！

今走っているロザ無し3.4両編成の特急よりも、よっぽど優等列車の風格があります。

今では見ることのできないこの塗り分け、若い鉄の方には間の抜けた湘南カラーに

見えるかも知れませんが、オジサン鉄には懐かしい湘南カラーなんです。

特急に負けず急行が活躍した房総各線、この頃が電車急行の最も華やかな時期。

もっとも、千葉局の電車急行は殆ど165系、一様共通運用だった153系は当時既に

房総では少数派、お目にかかることは少なかったと記憶してます。

写真はイッパイ撮っているのですが、残念なことに乗車する機会がなかったことが

マ〜ッタク残念！だって房総均一周遊券が無かったんだもぉ〜ん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　総武本線　下総中山　1976-2
　Photo by　武蔵高萩