2002年3月第4週


みさきめぐりの〜バスは走る♪今度はフォークソングで、オジサン懲りずにまた熱唱!! 

それを横目にOLサン嘲笑、と言ってもこの歌の舞台とは全く無関係ところを走っていた、

HM探検団レギュラーメンバーでお馴染み、千葉鉄局御謹製の急行「みさき」。

1972年7月15日の房総電化で登場した165系の電車急行だったが、これがチョット変り種。

 新宿、両国から出発して千葉から外房線に入り、勝浦ー館山ー木更津経由で房総半島を

ぐるり一周、しかも同じ列車なのに、列車番号だけが三回もチェンジ。ちなみにこの写真の

みさき」2号は両国ー勝浦間急行203M、勝浦ー館山間(55,9キロ)各停1283M、そして

館山ー両国間104M、やはり急行「みさき」2号でした。一方この逆回りは急行”なぎさ”で、

ともに房総一周急行という事で、一日4往復が運転されていました。当然如く、この列車を

始発から終着まで乗り通す酔狂な乗客は乗り鉄以外に無く、運転形態が不都合だったか

特急化の波にのまれたのか、僅か2年半後の1975年3月のダイヤ改正でお役御免。

ところでこのとき上総一ノ宮から木更津まで、139,4キロこの列車を利用したのですが、

急行料金をいくら払ってか記憶がまったくない!?急行区間は83,5キロだからぁ・・・・・

ウッ!!カッカッ○ネ返せぇ〜〜〜ナンテコタァ有りません、よぉ〜く考えたら団券でした。


                                外房線 上総一ノ宮 1972-8
 Photo by 松原遊士