2002年9月第1週


最近話題の昼夜兼用寝台電車「ゴッパーサン」、は短命であった寝台特急「きりしま」登場。

寝台電車としては最長距離になる、京都〜西鹿児島間(鹿児島本線経由)1000km弱を

約14時間40分かけて走破しました。その為、終着駅への到着時刻が昼近くとなって、

電車寝台では唯一走行中の寝台解体を行いました。(客車寝台より解体に手間がかかり、

車両基地解体が原則だったそうです)乗車経験のあるかたはご存じと思いますが、中段を

解体しないと着席すると頭がつかえて対面とお辞儀し続け、こんな事も災いしたのでしょう、

4年半後の1975年3月ダイヤ改正で消えてしまいました。私が初めて乗った寝台電車が

この「きりしま」でしたが、モハネ580(又は582)のパンタの下の寝台はラッキーナンバー

中段のない2段ベッドなんですよネ。ここの上段は広いし最高!もう一回乗りたいですね。

未経験の方、最後の臨時「はくつる」が狙い目ですゾ。


                          東海道本線 大阪 1973-8
 Photo by 武蔵高萩