2024年3月第5回

20年の歳月てぇなぁ、若い鉄な方々にゃ遥か昔、ジ〜サン鉄のアッシにゃつい此間の

事なんです。そこで今回の駅撮りは、20年前に東横線・目黒線多摩川で撮った画像を

アップでございます。多摩川〜武蔵小杉間複々線化、目蒲線の目黒線と多摩川線に

分割に営・営団・埼玉高速と相互乗り入れ、横浜高速との相互乗り入れに伴う横浜〜

桜木町間廃止等々、2000年から駅撮りした2004年にかけては、東横線系統の全てが

激変した4年間なんです。多摩川上り方面ホーム端は、昔も今と変わらない好撮影地、

海側の東横線下り線を走って来たのは、東横線初の20m車、同系8500系と合せると

650両超も製造された、70〜80年代の東急主力車両でした。また、特筆されるのが、

本邦初のワンハンドルマスコン装備車、現在じゃ大手から中小にJRまで浸透している

マスコンの元祖たっだんです。次に登場は、8000形をチョイ手直した、8090形地下鉄

乗り入れヴァージョン、下膨れがお茶目な貫通扉装備の先頭車のみの8590形です。

最後は、大井町線で今も現役、東急初のVVVF車9000系です。駅撮りしてから20年、

今も走ってんのは、9000系だけになっちまったけど、引退後は西武へ譲渡予定だし、

8000系も8590形も第二の職場で活躍中、最も大先輩の旧3000系や旧5000系の頃

から東急引退後にゃ、全国の私鉄で活躍いたしました。鉄にゃ滅法愛想無しだけど、

東急はホント商売上手ですね。しかし、伊豆や箱根の因縁が在ったのに、9000系を

西武が買っちゃうんだもん、西武もヤッパシ商売上手。

 東急電鉄 東横線 多摩川 2004-3

Photo by 団長

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