2024年3月第3回 |
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国鉄型気動車駅撮り第3弾は、美幸線の終点仁宇布に停車中のキハ20系列極寒地 仕様キハ22でございます。美幸線と言えば、国鉄北海道総局の代表的な赤字線区で 当時の非鉄な方にも知られた存在でございました。線名の由来は、宗谷本線美深と 興浜北線北見枝幸を結ぶ予定から、起点と終点から一文字づつ採って、美幸線って 線名になりました。でも、美深から21.2営業キロの仁宇布まで開通したけど、そっから 先は、開通すること無く、部分開通から僅か21年で廃線の憂き目となっちまいました。 ウィキによると初代の駅舎は火災に遭って全焼、プレハブ造り駅舎は、2代目らしいの です。エンタランス部分に国鉄の職員さん写ってんの分かりますか?、撮影時点では、 貨物扱いも有り、当然有人駅でございました。最も赤字で廃止になった美幸線だけど、 営業係数4000台だって実際の赤字額なんて、微々たる数字でございました。早い話、 公共交通なんだから赤字になったってOK、オリンピックとか万博とかに湯水のように つぎ込むの止めちゃばよいのです。 国鉄 美幸線 仁宇布 1981-7 Photo by 名誉団長 |