2023年12月第5回

駅撮り探検団前回にに引き続きまして、橋本駅跨線橋は南海高野線編でございます。

橋本駅の南海高野線ホームは島式1面2線、そのホーム4番線に停まっているのは、

2代目ズームカー2000系2連X2の快速急行難波行、既に1日4往復のレア種別でした。

そして、旧跨線橋は、当然JRのホームから南海高野線のホームへと続いていました。

南海のホームから跨線橋へのエンタランス、素人目にはJR側のと同じ様に見えます。

高野線ホームの柱にも銘が刻まれていて、右側の正面に「大正十年十月」左側には、

「梅鉢工場製作」ってな具合に入ってました。設置か製造か分んないけど、日付だけ

見るとJR(鉄道院)との時差は10年、高野山鉄道が橋本まで開通したのは、1915年

(大正4年)だから、南海の跨線橋架る迄は、構内踏切だったのかも知れませんね。

南海の階段部分サイドビュー、アッシにゃJRと殆んど同じ様しか見えません。しかし、

梅鉢と言えば、帝国車両のご先祖様、帝車と言えば、合併で東急車両大阪製作所、

更に帝車と言えば、工場は南海沿線、ってな巡り合わせなのか、東急車両御謹製の

ステンレスカー2000系の停まっている、ホームを繋ぐ跨線橋エンタラス部分の柱が、

梅鉢工場作製、これぞ鉄道浪漫ですねぇ。

  南海電鉄 高野線 橋本 2009-2

Photo by 団長

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