2021年11月第4回

今回も前回同様松原物故団員が、残してくれた銀塩蔵出しスキャンでお届けしちゃう

駅撮り探検団でございます。国鉄時代の小松駅には北陸本線の他にローカル私鉄が

2路線発着しておりました。其の内の1本が小松駅裏側に北陸本線と垂直にホームを

接していた北陸鉄道小松線でございました。だいぶ前にも一回アップした北鉄小松を

再度駅撮りで取り上げたのは、駅撮りした当時在籍していた全車両が写ってたんで、

そのご紹介でもと思った次第です。全車両って言ったって、路線長6kmにも満たない

小松線の所属車両は、1971年に廃止になった北鉄金石線から移動してきた、3000形

5両がその全てございました。その5両先ずは、ホーム横の側線で昼寝中の3001号。

此方は駅構内前方の検車施設に留置中の3000形。手前が3002号、好ましい佇まい

木造のシェードの中に見えるのが、3004号でございます。右側の線路は、本線です。

最後に登場は、事故ってノーシルノーヘッダー貫通扉付きの車体を新調した3005号、

他の4両と違って見た目だけは、一寸モダンな感じでした。残る1両3003号は、以前に

アップした北鉄小松駅撮りを見て下さいね。しかし、始発駅小松も終点鵜川遊泉寺

片面ホーム、交換駅はほぼ中間地点に在った加賀八幡だけ、それも昼間は列車の

交換は無しで、3000形1両が行ったり来たりでございました。そう考えると在籍5両は、

オーバーフロー?でもラッシュ時だけ2両運転にして加賀八幡で上下列車交換すりゃ

4両+予備車1両で丁度なのかな?

北陸鉄道小松線 小松 1973-8

Photo by 松原の親方

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