2017年4月第2回 |
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無愛想な高架駅のJR小松駅が、レールを地にシッカリ根を這わしていた国鉄時代、 北陸本線ホーム山側に直角にホームを接して、小松線という北鉄の支線が発着して いのを憶えていますか?アッシがこの線を訪れた時は、全長6km弱で600Vを流した 直吊架線の下を1971年9月に廃止になった、北鉄金石線から5両全車揃って転入の 3000系1形式だけで運行しておりました。途中交換可能駅は、ほぼ中間に位置した 加賀八幡駅のみ、終点が今回の駅撮り探検団ご紹介の鵜川遊泉寺でございました。 終点って言ったって、粗末な木造駅舎に屋根無し未舗装のホーム1面だけ、駅前の 集落も10軒あるかないかの寂しい所ででした。もっとも計画上の終点は、白山の麓 白峰村ってぇとこだそうで、鵜川遊泉寺は単なる中間駅の筈でございました。しかし、 ここ鵜川遊泉寺駅で有名なのは、なんと言っても「ハニベの岩窟院」なのです。この 超B級な展示施設を説明できる単語、アッシのオツムじゃ思い浮ばないんで、皆様 是非ともググって下さいませ。鵜川遊泉寺を訪れてから40年が経った今、小松線は 無くなったけど、「ハニベの岩窟院」は未だ健在、必見のアトラクションなのです。 北鉄小松線 鵜川遊泉寺 1976-8 Photo by 団長 |