2021年12月1第回

国鉄・北鉄っと来りゃ駅撮り探検団小松三部作取りをとるのは、非電化ナローのまま

1977年の廃止まで運行した尾小屋鉄道の新小松でございます。片面の低いホームに

停まっているのは、撮影当時でも車齢40年まで後1年ってなヴィンテージな気動車の

戦前生まれのキハ1でございます。新制時は当然の様にガソリンエンジンだったけど、

製造は雛に稀なる日車御謹製なのです。更に嬉しい事にゃ、キハ1は今も石川県営の

公的機関らしい、いしかわ子ども交流センター小松館なかよし鉄道で動態保存中なの

でございます。キハ1の左後方に見えるのは、やっぱ戦前梅鉢製木造客車のホハフ3。

右の木造2階建ての家屋が、新小松の駅本屋兼尾小屋鉄道本社と記憶しております。

そして、駅構内手前を横切る道路の踏切は、1種は1種でも警手の操作安全確認する

今となっては見ることが出来なくなった、マニュアルな踏切でございました。

此方は、キハの運転席でございます。右側にブレーキハンドル、真ん中のほぼ垂直な

レバーはスロットルで左のデッカイのがハンドブレーキで正解なのか?シフトレバーが

写って無いのは、折り返し停車中の為に運転士が、抜いちゃっただろうと思います。

お次は、キハ1の付けてた連結器でございます。軽便鉄道の連結器が、自連じゃ様に

なりませんや、やっぱし小振りの朝顔がピッタシくるのでございます。

新小松構内奥の方に客車2両がお休み中、前がホハフ8,後がホハフ7 だろうと推測も

確証なしなんです。そして、左奥に国鉄小松駅で右奥にゃ、北鉄の小松駅と3000形が

写ってんの判りますか?国鉄北陸本線小松駅山側に接してた新小松、今グーグルで

見るてぇっと、ナント新幹線の橋脚が林立でございました。

尾小屋鉄道 新小松 1976-8

Photo by 団長

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