2021年7月第1回

名鉄谷汲線が、廃止になって今年(2021年)で20年経ちましたねぇ。そこで、今回の

駅撮り探検団は、廃止なんざぁ話題にも上って無かった時代、谷汲駅でのスナップを

アップでございます。駅舎以外廃止された時と全く変わって無い、谷汲駅のホームに

停まっているのは、廃線時まで稼働した3両のモ750形の中で現在は、旧尾張瀬戸駅

駅舎を館内に再現した、瀬戸蔵ミュージアムにスペースの都合上、1/2にカットされた

状態で静態保存されている、754号車でございます。モノクロなんでよく分かん無いと

思うけど、廃止当時のスカーレットじゃ無くって車体色はダークグリーンでございます。

そして、モ754の相棒を務めたのが、ク2320形の2327号車でございました。モ754が

生まれも育ちも端から600Vの名岐に対して、ク2327のルーツは、1500V愛電でした。

ドッチの車両も新制出場当時は、各社の主力車両でございましたが、名古屋鉄道の

成立、初期高性能車の台頭、昇圧区間増加なんかで、徐々に運用線区が減少して

谷汲・揖斐線が、終の住家となりました。しかし。撮影当時でも十分のヴィンテージな

モ570形が、27年後の廃止まで稼働してたのって、鉄なら喜んで良いやら、設備投資

怠った名鉄を責めるべきか、アッシの頭じゃ判断付かないのです。

名鉄 谷汲線 谷汲 1974-6

Photo by 団長

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