2021年6月第3回

鹿児島本線原田駅をハラダと読むのは、九州在住以外の非鉄な方、ハルダと読めば

鉄な方でございます。そして、アッシなんかにとっちゃ筑豊本線終着駅原田なのです。

その原田駅に蒸気機関車が煙を上げていた、国鉄時代の駅撮りを松原団員撮影の

銀塩写真でアップでございます。筑豊本線発着ホームは、鹿児島本線に乗り入れる

列車以外、昔も今も1番線東側の切欠0番線ホームなんだけど、昔と今の決定的な

違いは、着回し線の存在なのです。なので、先ずは0番線到着後旧客列車から離れ、

着回し中の「若」所属した最後のカマとなったD60 61号機の駅撮りからスタートです。

着回しが終わりゃ、今度はターンテーブルに乗って方向転換でございます。短区間の

平坦線なら逆機でも構わない知れないけど、行く手にゃ25パーミルの難所冷水峠が、

待ち受けております故に正向き運転は、筑豊本線じゃ必須条件だったんでしょうね。

この頃は京都発の特急「かもめ」に急行「天草」、貨物レのスジも在り、本当に筑豊を

貫いた本線でございました。それが今じゃ若松線に福北ナンタラ線、桂川から先きゃ

原田線って言うだそうです。まぁ実際に利用しないんで、何にも言わないけど、昔の

写真アップする度に思うのは、なんで国鉄バラバラにしちゃったんだろうねぇ?

筑豊本線 原田 1973-5

Photo by 松原の親方

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