2021年6月第1回

駅撮り探検団今回は、松原団員が残してくれたモノクロネガからの蔵出しスキャンで

お届け、昭和時代の白糠駅列車交換風景でございます。画面奥が帯広方向、線路を

跨いでいるのは国道392号線、その帯広方面からDD51牽引の旧型客車が、3番線に

入線して来ました。この列車は、根室本線滝川発05:45の下り始発列車釧路行425レ、

音別発12:53から(古瀬発時刻時刻表未掲載)白糠到着13:13前後と推定致しました。

2番線到着した13:17発釧路行急行「狩勝」1号401Dは、425レを追抜きます。1番線の

気動車は、釧路発12:25帯広行ローカル列車226D、白糠駅は束の間の満線状態です。

そして、根室本線列車3本が出発した後に側線でお昼寝中だったキハ22が、DMH17を

始動して3番線に転線、当駅13:50発北進行き白糠線下り533Dとなりました。当時から

赤字ローカル線として有名だった白糠線は、1983年の秋に国鉄解体を待たず廃線と

なっちゃいました。しかし、昔の写真見る度に思うのは、如何して態々国鉄を島ごとに

分けて解体しちゃったんだろう?ホント可哀そうなJR北海道でございます。

根室本線 白糠 1973-10

Photo by 松原の親方

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