2021年5月第5回

だいぶ前に観光路線伊豆急も昔は、自前のサロもあったけど、貨物列車も走ってった

なんてコンテンツをアップした事がございました。伊豆急にゃ全く似合わない貨物レで

したが、2年前(2019年)のクモハ100系103号車引退イヴェントに使用され、鉄の間で

話題になったのが、伊豆稲取下りホーム海側にある貨物側線の存在でございました。

そんな事で、今回の駅撮り探検団最初のスナップは、伊豆稲取駅上り線を有蓋車1両

連結して恐らく入換移動中の豊川鉄道→国鉄→伊豆急ED2511でございます。

お次は丁度ED2511が、下りホーム海側の貨物側線に有蓋車を押し込んだところです。

ED2511が押し込んだ有蓋車は、側面扉に描かれている旧東急電鉄とほぼ同じ社紋で

分る、元は秩父鉄道のスムだった伊豆急車籍のワフ20形21でございます。

ヤッパED2511とワフだけじゃチョット地味なんで、元は修学旅行集約臨が本業だった、

クハ167が先頭の上り臨時急行の入線シーンのスナップ、正面掲示の列車番号から

9708M伊豆55号と推測致しました。ところで、ホームの番線表示、今と違ってるのに

気付きましたぁ?167系が進入中の上りホームが3番線、海側に貨物側線の在る下り

ホームが2番線と表示されているのです。ならば、昔は貨物側線も運転取り扱上本線

扱いで1番線が、振り当てられてたのでございましょうか?そして、今は素直に本屋側

から下りが1番線、山側上りが2番線と表示されてますが、この前伊豆急行った時に

貨物側線にも出発信号が、設置されてんのを時に確認できたんで、今は間違いなく

貨物側線じゃ無くて貨物本線なのでございます。反対に昔の写真みても、貨物側線の

出発信号を確認出来ず、代わりに発条転轍機らしきものが見えるけど、「らしきもの」

なんで実際は不確実、謎が謎を呼ぶ、ミステリアスな伊豆稲取の貨物側線なのです。

伊豆急 伊豆稲取 1973-10

Photo by 松原の親方

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