1988年2月、冬の七尾線にC56牽引による復活蒸気列車「冬の北陸ときめき」号が
運転されました。そしてこの列車はナッナント翌年からはC571+C56160の重連に。
当然ファンも色めき立ったことと思いますが、思鉄の団員は揃いも揃って休鉄冬眠!!
この列車を撮る事も乗る事も出来ずの白河夜船でした。しかもC571の集煙装置を
外した姿も、この頃はここでしか見られなかったとか。重もい鉛色の冬空の能登路を
行く姿は、さぞ魅力的だったと思います。運転区間は金沢ー穴水間、しかしながら
この列車も、1991年2月が最後の運転となりました。しかも七尾線和倉温泉までは、
今でもJRとして残っているものの、旧能登線は第三セクターののと鉄道となり、さらに
穴水から先は本年3月で廃止されてしまいました。
むかし、冬の能登半島を巡ったときに行った、珠洲や輪島も、今は鉄道の無い街に
なってしまったのがナントモ残念、今は鉄に寂しい能登半島になってしまいました。
七尾線 金丸 1990-2
Photo by 名誉団長
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