スイス・ドイツ乗り鉄駅撮の旅

日光東照宮の三猿は「見ざる言わざる聞かざる」ですが、横文字が苦手なオジサン鉄の
ヨーロッパ一人旅は成田を飛び立てば帰国までは「読めざる言えざる聞こえざる」状態です。
艱難辛苦を乗り越えて行って来ました欧州へ、撮った写真を元にして旅の顛末綴ります。

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2月18日
翌朝のUlmは細雪、最新鋭の低床式の市電も背景も人々も白いベールの中で、ゥツ寒そぅ〜。

 

もう、お天道様に会うのは諦めました。今日はマイン川河畔の都市Wuerzburgまで乗り鉄の旅、先ずはUlm発9:51のICEでStuttgartへ向かいます。朝の駅はドイツでも活気があります。色々な車両が次々に発着して、駅鉄してるとアット言う間に時間が過ぎ、直ぐに乗車予定のICEの発車時間となりまた。

 

Ulm から所要約1時間で頭端式のホームを持つ大ターミナルStuttgart Hbfへ到着、駅のシンボルは塔にあるでっかいベンツのマークです。ココから先Wuerzburgまではローカル線を乗り継ぐルートが幾通りもありるんですが、当然いつも通りの無計画、時刻表を捲りながらアレコレ考えてヨウヤク”ヨォ〜ッシこのルートで決まり”。でも発車の時間が・・・・結局2時間に1本のHeilbronn経由の直通ERには間に合わず。

 

いつまでStuttgartにいてもしょうがないので、昼飯用のサンドウィッチを調達して、取りあえずHeilbronn へ向かいます。Stuttgartから来た線はここHeilbronnの先にあるBad Friedrichshall Jagstfeld ってやたら長い名前の駅で3方向に別れますが、運用上の起点はHeilbronn です。

 

また、街の中を走ったトラムがそのままDBの線路に乗り入れてSバーンの役割になる有名なKarlsruhe 方式のトラムもやって来ます。AVG と言う私鉄がDBと共通で運行しているこの車両をちんちん電車と侮ることなかれ、写真の837型は最高速度100kmの性能を誇り、本線上を驀進します。ですからこのトラム電源はDC750VとAC15000Vの交直両用仕様になっているんですよ。さらに珍客のレールバス改造の事業車702型レールカーまで現れ

 

駅鉄しているともう乗車予定の13:48発Wuerzburg REの入線時刻。1時間半睡魔と闘いながらって言いつつ、実際はボロ負け爆睡状態のままWuerzburgへ到着しました。今日から2晩泊まるの「HOTEL REGINA」駅前のロケーションと懐具合を考え、DBのオンライン時刻表から検索してここに決めました。

 

写真を見ても判るとおり。旅行会社が組むツアーで泊まるホテルとは大違い、日本語で言えば”駅前旅館”ってとこでしょうか。さっそくチェックイン、”Oh!Mr,Danchou お待ちしてました”と、フロントのオジサンはやたら愛想がよかった。もらった部屋の鍵は309号室と言うことは日本流だと4階にある部屋になりますね。

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