2017年6月第4回

毎度お馴染み腐った発色銀塩でお届けする、写真見て行っても無駄の役に立たない

駅撮りは、蒲原鉄道今泉駅に停車中のモハ91を村松方面へ約100m程の所に在った

踏み切りから撮ったんだろうと思う一コマでございます。新世紀を待たずしてその幕を

降ろした蒲原鉄道線が、廃止まで運行していた五泉〜村松間4.2kmに在った唯一の

中間駅がこの今泉でございました。五泉を出発した列車が、田畑と住宅の混合地帯を

抜けて県道7号線に沿い始める、五泉市南端の街並が尽きる辺りに今泉駅は、在った

様でございます。この先は田んぼの中を県道に沿って線路は、一直線で村松へ続いて

いました。当時のローカル私鉄の車両にしちゃ、一寸見近代的な感じのモハ91ですが、

昔に湘南フェイスで上げた時にコメントしたとおり、箱だけ新しいのに取っ替えただけ、

仕様は戦前生まれのバリバリの小型吊り掛け車のまんまでございました。

蒲原鉄道 今泉 1979-5

Photo by 団長

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