2015年2月第3回

駄文を考えるの辛いんで今回の駅撮り探検団は、久し振りの紙芝居で御覧頂きます。

南海電鉄九度山駅、高野線は此処から終着極楽橋に向かって急勾配・カーヴが続く

本格的山岳路線となり、霊場高野山の玄関口の様な駅でございます。その九度山へ

山を下り入線するのは、2000系銀箱ズームカーの橋本以北は一様快速急行ですね。

このカット、ホームが右にタップリ写り込んでる、駅撮りの基本違反なんすけど、実は

この駅撮りを撮る2週間前、高野線を乗り鉄で極楽橋まで行った時に九度山付近で

見たレンガ積みのアーチ橋が如何しても気になり、再訪して撮ったアングルなんです。

そして、駅舎も1924年に学文路〜九度山が開業した時に建てたものでございいます。

建築学的には、ナントカ造りなんて名称がきっとあるんでしょうけど、門外漢の鉄にゃ

判りませんが、古きゃトニカク見境無く嬉しいのです。さらに難波方面にはどう見ても

昔の貨物取り扱い施設のホームに側線と思われる、保線基地があるのでございます。

保線基地の尽きる所で線路を跨いでいるのも、またレンガ積みのアーチ橋なのです。

アーチ橋の上に立って九度山駅方面を見ていると、新しく山の住人となった2300系が

紀ノ川へと下って行きました。以上、九度山駅撮り紙芝居一巻の終わりでございます。

  南海高野線   九度山 2009-3

Photo by 団長

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