2015年2月第2回 |
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撮影データーの埋め込みもGPSも無かった、銀塩オンリーの時代からこの世界に身を 落としちまった鉄なお仲間なら、昔に撮ったフィルムなんぞ整理してるてぇっと、自分で 撮っときながら’こんなカット撮ったかなぁ’なんて事が一度や二度は、経験したんじゃ。 ないでしょうか。そうなるてぇと何処で撮影したかなんざぁ当然憶えちゃいないのです。 今回の駅撮りもそんな記憶喪失写真の一コマをUPしました。石積みの低いホームの 向うに屯してる蒸気機関車は当時普通に見られたD51、左奥には矩形庫と気動車は キハ22でしょうか、蒸気が現役で活躍していた頃は、何処でも見られた機関区と駅の 風景でございます。コマの前後関係から室蘭本線の追分かと思ったんですけど、何か シックリこない、唯一のヒントはホームに立っている駅名票なんですけど、コレがまた 写真がヘボで書いてある字が読み切れないのです。そこで、スキャンしたファイルに おもいっきりコントラストを掛けると頭が「と」の字と判明、駅の規模からいって豊浦や 遠浅は在り得ない、残るは苫小牧しかございません。しかし、こんな記憶消失カットが あと幾つあるやら、撮りっぱなしの付けは永遠のようです。 室蘭本線 苫小牧 1973-2 Photo by 団長 |