今回の湘南フェースもチト難有ながら、レア度グンバツに免じてお許しバージョンで。
このバスケットを前面に付けた見るからに古めかしい車両は、西大寺鉄道のキハ7。
西大寺鉄道は1911(明治44)年に開業した軽便鉄道で、岡山(後楽園)と西大寺間の
約11.5kmを走っていました。 西大寺鉄道の特徴は、なんと言ってもその軌間にあり、
日本では珍しい3フィートゲージ(914mm)を採用していました。そしてもう一つの特徴
とは、ナント軽便鉄道には珍しく黒字経営だったのです。しかし、1962(昭和37)年の
並行する国鉄赤穂線開通に伴い廃止されました。このキハ7は1936(昭和11)年に
川崎車輌で製造され、廃止までの間、西大寺鉄道の主力として働きました。現在では
両備バス西大寺バスセンター(旧西大寺鉄道西大寺駅跡)に静態保存されています。
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両備バス 西大寺バスセンター 2008-6
Photo by カモ
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