05年8月1回目


富士急3100型、昭和31年製造なので3100という分かりやすい形式です。

初の新性能車、MM’ユニット、クロスシートの優等車という私鉄湘南の見本ともいえる

車両ですが、運転台側の扉は端によっている配置に特徴があります。優等運用時は

後部ドアを締め切り簡易デッキのように使うよう設計されたとか。

MM’2編成が製造されましたが、3103−3104の編成は自動車と衝突、ブレーキ管を

破損して下り勾配を暴走するという大事故を起こして廃車になってしまいました。

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二度出しの反則技を見るに見かねて 汽車・電車1971〜」管理人のTADA様が

贈ってくれた久々の正統派湘南フェースは富士急3100系。

もはや反則業しか残っていないかと思われがちな、自前の湘南フェイスなんですが、

ネガ引っかき回せばあと一枚ぐらいは正統派湘南顔がっと言う事で見つけた写真は

ナント!TADA様から頂いた湘南フェースと同じ富士急の3100系でしたが、コチラは

カビつきモノクロ写真、でも折角だから今回の湘南フェースは豪華?2枚写真付き。

当時各地の私鉄に登場した、日車東京支店製の高性能電車の一つです。顔立ちは

以前アップした、秩父300系によく似ている感じがしますが、いかがもんででしょうか。

登場は1956年ですが、この時代の富士急は、登場年度が形式となっていたとか・・・。

つまり1956年=昭和31年製ということですね。またこの車輌は会社創立30周年記念

の車輌でもありました。観光路線に相応しい名車でしたが、京王5000系入線に伴い、

遂に1996年に姿を消しました。噂によると長野県のどこかに保存されているとの話も

あるのですが、実際はどうなのか・・・気にかかります。

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上 富士急行 河口湖  1988-11
Photo by
汽車・電車1971〜」TADA様

下 富士急行 大月  1978-4
Photo by 松原の親方