03年11月1回目


1950年代末に誕生した501系は、西武鉄道初の全金属製20m軽量車体として登場。

このクモハ501は当時の国鉄80系を習い湘南フェースとなりましたが、顔だけでなく

屋根も80系と同様に薄く作られていて、最も湘南フェースに近い車両だったのかも

知れません。この後登場する西武の車両は、全面非貫通2枚窓をつい最近まで踏襲、

501系は351系と共にその元祖とも言える車両でしょう。片開き3扉で釣り掛け駆動、

ローズピンクの長編成が本線をかっ飛ばしていたのが懐かしいですね。

風の噂では、1980年代に701系を改造した新501系なる車両が登場したようですが、

早晩淘汰されたそうです。そうすると、上の写真は旧501系ということに なるんか?

西武の改番が複雑で、思鉄の思考能力では手に負えません。

西武池袋線 清瀬〜東久留米 1975-12
Photo by 武蔵高萩