9月2回目


今回の湘南フェイスは栗原電鉄のC151、今は架線を棄て栗原田園鉄道と名前を変え、

気動車のみの運行。しかし1994年迄は、動力は電気で電車により運行されていました。

それにしてもC151という形式もユニークですね、電動車はMが付きコレはモータのMと

直ぐに想像出来ますが、Cはコントロール、それともコーチ?この車輌の前身は改軌時に

登場したC141、阪急の木造車体と西武から購入した足回りを合わせた車輌でした。

1956年、車体をナニワ工機で新製した片運転台の制御車で、M15形のトレーラーでした。

しかし日中は主に単行運転だったため、休んでいたことが多かったようです。と言う事は

M15形は同じ湘南フェースの両運転台電動車、C151は片運転台、それじゃ連結面は?

これがナント平妻3枚窓非貫通、一見まとまった湘南フェースの様ですが、岡山臨港の

キハ7002と同様のゲテモノでした。C151の秘密を覗いて見たい方は弊HPと相互の

TADAさんのHP 《電車・汽車1971〜》 の「なんでも倉庫」”とりあえずの1枚”でどうぞ。

さらに驚く事には今も若柳の車庫にC151が解体されず残っているとの事、コチラは、

弊HPの常連JUMBOさんに写真を提供して頂きました。

栗原電鉄 細倉 1979-10
Photo by 松原遊士