北の寝台特急「ゆうづる」。一枚も撮った記憶がなかったのですが、ハーフの酷い

ネガながら、ついに一枚見つけました。なんとか名前がわかるだけの写真ですが、

上野地上ホームでのスナップ写真、後ろの常磐線のナナサンや駅のホームの掛札

にも時代を感じてしまいますね。

寝台特急「ゆうづる」は、1965年常磐線経由のブルトレとして登場。往時は最後の

C62牽引特急として、絶大な人気がありました。私達はこれを撮れなかったことが、

未だに悔やまれてなりません(トホホホホ)　 その「ゆうづる」もヨンサントオのダイヤ

改正時には、583系による列車が増発され、二往復に。更に最盛期には客車・電車

合わせて七往復も運転され大盛況でしたが、新幹線開業、また北海道輸送の変遷

とともに次第にその数を減らしていき、1993年ついにその名は消えてしまいました。

いかにも旅情を感じさせるネームだった「ゆうづる」。空に帰って云った、おつうの

伝説のように、この列車も伝説に残る列車の一つだったのではないでしようか。。