走るホテルの元祖・・・と言えばやはりこの列車でしょう。EF65500を先頭にした20系
ブルトレ!! 編成の約半分がロネというのが、東海道の他のブルトレとはまた一味違う
存在感でした。それにしてもこの名列車が今まで登場していないのも不思議ですね。
まぁ今頃になってこんな程度の写真を載せるくらいですから、ほとんどまともに撮って
いないのかも??
「あさかぜ」は1956年に、東京ー博多間の夜行寝台特急として誕生しました。その後
1958年には当時の新鋭20系による運行となりました。1962年の改正でハネよりロネ
の方が多いという編成となり、まさに当時の走るホテルに相応しい列車でした。
1968年には二往復、また1970年には三往復となりましたが、逆に編成はふつ〜うの
寝台特急化されてしまい、更に夜行列車の凋落とともに運転本数も減少され、そして
遂に、昨年(2005年)「あさかぜ」は廃止となりました。
スローな旅がまた見直されつつある昨今、オジサン鉄の思いは一つ、豪華絢爛な
走る五つ星ホテルとして「あさかぜ」の再登場しかアリマセンね。 東海道本線 東京 1974-11
Photo by 松原の親方
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