2005年8月第5週


おや、今週は懐かしい特急”あいづ”か? いやいや一見そのように見えるこの列車、

ヘッドマークもそっくりだけど、実は快速列車「あいづライナー」。東北新幹線開業後も

上野−会津若松1往復で頑張り続けた特急”あいづ”も、1993年郡山−会津若松に

とうとう運転区間を短縮され、新幹線接続特急”ビハあいづ”に。

2002年、「ビハあいづ」のメタリック塗装を元の国鉄色に戻して、再び特急”あいづ”が

何故だか復活して。いやこりゃーめでたいわい、と喜んだのもつかの間、1年たったら

快速「あいづライナー」に格下げ。車両もだいぶんくたびれてきたし、まあこれはこれで

お得〜、なんて思っていたら、2004年には引退してしまいました。ついに”あいづ”の

歴史も終わってしまった、と諦めかけていた矢先、2005年夏、乗り入れを意識してか

新宿−会津若松の臨時特急としてナント東武特急のスペーシア色で再登場。しかし、

485系のシートピッチを広げただけのようなアコモ改造、これなら特急料金無しでも

乗れた快速「あいづライナー」の方がマシカモネ。


                  東北本線 郡山 2003-10
 Photo by カモ