今週のHN探検団は、多彩を極めた165系急行の中でも超マイナーな存在だった、
「高原」!!
私も客車でこの名の列車があったのは知っていたけど、165系急行で
走っていたとは、この写真を見るまで知りませんでした(トホホ)。
客車列車は、1951年に信越経由の上野ー直江津間の準急として登場ですから、
かなり古いネームなんですが、電車急行として運行したのは1966年〜1968年の
僅か二年間、しかも不定期列車としての運転でした。その頃「高原」は二往復の
運転でしたが、そのうちの一往復(しかも下りは夜行)だけが電車。まぁ、コレだけ B級の条件が揃えば、マイナーHMになるのは当然ですね。そしてヨンサントウ、
マイナーHM血の粛清で”信州”に統合され、「高原」の名は姿を消したのです。 ところで、写真の165系の列車番号!?っと思ったア・ナ・タ
流石です。303Mは ”信州”の列車番号、「高原」は3301M、夜行で下ってきて終着柏原(現黒姫)が 6:20、折り返し7:45発上り”第2信州”304Mで上野へ。まぁ実際のところ写真の 165系が本当に「高原」で運用された訳で無いにしろ、編成は定期の”信州”との 共通運用だった様でマイナーHMに免じてお許しを。
そんな「高原」が走った路線も今は碓氷で分断され、しかも長野側は三セク化。
信濃鉄道の快速に「こうげん」とでもつければロマンチックなのにな〜。
信越本線 長野運転所? 1967-?
Photo by 名誉団長
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