今週は、カモちゃんのモダンHMシリーズから、南国九州肥薩線を走るユニーク列車
「いさぶろう・しんぺい」。今年3月のダイヤ改正からはキハ40を改造したキハ140で
運転されていますが、それ以前はキハ31単行(多客時増結)で運行されていました。 ”ゆっくり走る観光列車”として1996年3月に人吉−吉松間に登場したこの列車、名前も ユニークならば、吉松行きが「いさぶろう」、人吉行きが「しんぺい」で、HMもそれぞれ
前後で異なっているという変わり者。
名前の由来はというと、元々は鹿児島本線であったこの区間の開業に尽力した、時の
逓信大臣「山形伊三郎」と鉄道院総裁「後藤新平」にちなんでとのこと。近頃ハヤリの
訳の解らないカタカナ列車名とは大違い、新鮮なひびき、耳に心地よい愛称ですね。 それはいいけど、ヘッドマークが見難いって? それはこの駅を見てもらう為ですよぉ。
どこだかわかります? 向こうは行き止まり。ということはスイッチバックで肥薩線・・・
とくれば、ハッっと思ったオトーさん。 そうです、瞳もウルウル、ここは、 お・こ・ば〜。
肥薩線 大畑 1998-7
Photo by カモ
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