2003年12月第1週


しおかぜ」といえば、今でも四国は予讃本線を走る現役バリバリの特急!!  しか〜し、

その昔は181系正統ボンネット特急。新大阪ー広島を結ぶ、山陽路の特急電車でした。

誕生は1965年10月、新幹線開業後一年経ってからの運転開始でしたが、愛称の方は

比較的短命に終わり、ヨンサントオの改正で”しおじ”統合されて姿を消しました。僅か

数年間の活躍の「しおかぜ」ですが、その編成は中間にサシ181は無論のこと、あの

パーラーカーの伝統を継ぐクロハ181が先頭に付く事もあった、格式高い山陽特急の

名に恥じない豪華列車でした。

その後1972年3月に181系により予讃線初、というより「南風」とともに四国初の特急で

再登場したのでした。このときキハ181系は全車新製配置、それなりに特急に相応しい

姿で四国総局の看板列車として運行されていました。んで、現代の「しおかぜ」はドウヨ

これが EC、DC 入り乱れ、ナント一日15往復!確かに早い事は早いけどね、急行が

一本も走って無いのにナンデ特急なの?此の辺がオジサン鉄には理解できません。

全然違う時代を走るとはいえ、まぁ〜共に「瀬戸内海の潮風を浴びながら」というのが、

共通と言えなくもありませんがねぇ・ ・ ・


                   山陽本線 三原 1968-4
 Photo by 松原遊士