2014年5月回2目


話題に上がった存続案も全て幻に終わり、岐阜市内線が名鉄沿線自治体に三行半を

突きつけてられたのは、9年前の事でございました。そこで、今回は廃止関連のHMを

アップしたかったのでございますが、そんな都合の良い写真などは当然ございません。

なので、「団体」なるヘッドマークっと言うより種別札のインチキなやつを御覧頂きます。

サボ受けに「団体」を挿して走る2両は、優雅な丸窓がチャームポイント、岐阜市内線の

至宝だったモ510形514と513でございます。生まれは1926年ですから、当時でも車齢

79年のヴィンテージな車両。そのモ510形が故郷美濃町線へ里帰り特別運行の企画を

聞き、岐阜まで遠征して沿線で撮ったのが、このインチキHMなのです。モ510形最後の

走を見られただけでも嬉しいのですが、これに「急」種別札がありゃ最高って、最後は、

揖斐線へ直通の急行で活躍した頃が、忘れられないオジサン鉄の戯言になりました。

        名鉄美濃町線 岩田〜下芥見 2005-1
 Photo by 団長