2024年5月第1回

今回の駅撮りは、国鉄が赤字理由で解体される2年前に廃止となった、万字線の終点

万字炭山駅でございます。上屋も無い未舗装のホームに停まってんのは、待合室の

ダルマストーブで焼いた食パンを食べがら煙を追っかけてた、ジ〜サン鉄の竹馬の友

キハ22と絞りの無い急行色の車体からキハ55か26だと思います。だけど、耐寒耐雪

設備の無いキハ55系、事業車以外の道内運用って、あったのか?あっても通年じゃ

無くって夏季限定だったかもね。そして、ホームじゃ乗客と職員さん達が、集まって

何やら談笑中、今ならこんな光景だって、SNSで文句言われちゃうかも知れないぞ。

何故か、駅舎とホームは、かなり離れていました。その中間地点から眺めたホーム。

撮影時点じゃまだ新しかった駅舎から乗客が、列車に向って歩いて来ます。左手奥は

ホッパー車と石炭積み込みホッパー、山肌に運炭用ベルトコンベアーも確認できます。

最後は上の眺めから40年後の万字炭山駅跡、コンクリート部分が、駅舎の在った処、

当に’兵どもが夢の跡’でございます。

 国鉄 万字線 万字炭山 モノクロ 1974-6 

Photo by 松原の親方

デジタル 2014-5

Photo by 団長

<<Prev  Page 40  Next>>