2023年12月第3回

日本で最後まで残ってった、立山黒部アルペンルートの立山トンネルトロリーバスが、

2025年シーズン運行から電気バスに変わっちゃう為、日本で走行するトロリーバスを

見られんのも後一年でございます。そこで、ちょい早いけど、あやかりアップと思って

フィルムケースを漁ったら出てきたのは、同じアルペンルートのトロリーバスにゃ違い

無かったけど、4年前の2019年シーズンから電気バスになった、扇沢〜黒部ダム間の

関電トンネルトロリーバスの方でした。なので、今回の駅撮りは、扇沢と黒部ダムで

撮った銀塩を蔵出しスキャンでアップ致しました。終点はループ形状のトロリーバス、

長野県側扇沢駅のループはトンネル外、その地上のループを回って折り返す200形

次は、シェード覆われた扇沢駅乗車ホーム、運行はほぼ1時間ヘッド続行運転なんで、

並列停車で客扱い中のトロリーバスでございます。バイト風兄ちゃんの前に後部だけ

見えてんのが、開業時に揃えた100形、兄ちゃんの後の車両は1コマ目と同じ200形。

トンネル内終点黒部ダム駅で前部乗降車ドアより客扱い中の100形、ライトベゼルの

形状と乗降ドアで200形と区別、1コマ目の200形のライトベゼルと見比べて下さいね。

そして、200形の乗降ドアは、アッシ的にゃ珍しい外吊りの両開き仕様となってんです。

だけど、思鉄なのに何で思バス?なんてぇ事を考えた鉄な方もいるかも知れないんで、

一応講釈するってっと、名前のとおりどっから見てもばすなんだけど、トロリーバスは、

日本語で無軌条電車、中国語だって無軌電車、なので、’バス’って書くけどホントは、

台車じゃ無くってタイヤで走行するトラムってぇ感じでしょうか。

 関西電力 トンネルトロリーバス 扇沢 黒部ダム 2018-5

Photo by 団長

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