2023年5月第4回

今回の駅撮り探検団は、霞が関辺りの愚策のお陰で消えっちまう、山線小沢駅での

松原物故団員撮影のスナップを蔵出しスキャンでお届けです。貨物に荷物の扱いや

岩内線が健在だった、小沢駅3番線に稲穂峠を越えて入線して来た、DD51重連牽引

旧客編成の列車は、HMなんざ付いて無いけど、編成見りゃ札幌10:15発の104列車

急行ニセコ2号に間違いございません。今は岩内線も無くなり、島式ホーム1面2線の

寂しい無人駅に成っちまった小沢も当時は、結構な荷物を携えてニセコ2号の到着を

待つ人々が、それなりにいました。乗客の行先は、函館、それとも津軽海峡を越えて

本州各地?函館16:10-連絡船17:00−青森20:50、それでも新幹線よっか、アッシャ

こっちの方が良いやねぇ。だって、急ぐだったら、飛行機使う方が、速くって安いもん。

そして、104レ急行ニセコ2号は、中線に停車中の下り貨物列車と交換でございます。

それから、DD51のフロントグリルんとこに出てる、斜めの光線引きにゃご勘弁の程を。

デジと違って、フィルムてぇなぁ、ビンボ〜鉄の懐にゃ結構な負担だったんで、普通は

缶入り100ft長尺フィルムを買って、一緒に空パトローネも貰い、それをデイロールで

巻いて撮影してたんで、光線引きやらネガキズのリスクてぇなぁ、承知の助でした。

小沢駅撮り幕引きは、意外と早く1988年に建替えられちまった、旧駅舎でございます。

エンタランス部分だけですが、北海道の駅舎らしい造りですね。しかし、C62重連にゃ、

流石に敵わないけど、DD51重連も中々宜しいですね。

 国鉄 函館本線 小沢 1973-10

Photo by 、松原の親方

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