2022年3月第2回

今回の駅撮り探検団は、京都丹後鉄道与謝野駅が国鉄宮津線丹後山田だった頃の

スナップをアップです。かつて宮津線2・3番線ホーム南側にもう1面、加悦鉄道の島式

ホームがございました。そのホームで客扱い中の車両は、前面のバケットが好ましい

加悦鉄道のキハ51でございます。このキハ51、当然加悦鉄道に新制配置なんて事は

無く、芸備鉄道→鉄道省→舟木鉄道と流れて、加悦鉄道が終の棲家となった、元は

ガソリンカーの気動車でございました。ローカル私鉄の気動車しては、大型の部類に

入るキハ51は、暫く間加悦鉄道の主力として活躍致しましたが、国鉄北海道総局から

1974年に元々木造車の鋼体改造客車を更に改造、DMH17付けて気動車しちまった

キハ08が、譲渡されると主役の座を明け渡したようでございます。端から重い客車が

種のキハ08形、国鉄じゃ非力で持て余したようでございますが、地方私鉄の加悦じゃ

身の丈がピッタンコ、廃止されるまで活躍致しました。キハ51もキハ08も加悦鉄道の

廃止後は、加悦SL広場に静態保存されていたけど、2020/3に閉鎖されちゃいました。

他の保存車両共々今後の成生に注目なのです。

 加悦鉄道 丹後山田 1974-8

Photo by 松原の親方

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