2021年9月第4回

今回も前回に引き続き、昔長電デフロスター越し駅撮りでございます。善光寺下駅の

次のコマに写っていたのは、朝陽でも村山でもシャッター切らず、検車区や工場長電

の中枢須坂なんです。今考えると随分と勿体無い事をしちゃったんだけど、ヤッパシ

フィルムの残数気にしてなのかなぁ?その須坂、今と違ってアッシが被り付いてった

下り特急は、1番線に入線なのです。そして、隣の4番線にゃ上田交通に譲渡された

モハ201、3番線に停まってんのは、所謂省規格てぇ車両で新造車と戦前製の客車を

更新車した車両があった、1000系長野行普通列車恐らく3連でございます。先頭車の

妻面にゃ1082と書いてあるだけど、これが中々とレアな形式なのです。クハニ1060の

荷物室を取っ払って客室にしてクハ1060に改番したんだけど、クハ化する前に一回

理由も年代も調べて判んなかったけど、1060から1080に改番してたんですね。恐らく

短期間だった、クハニ1080時代に運良くスナップ出来ちゃったってな訳でございます。

左っ側の検収庫前に停まってる、2000系前面に付いてんのは、「奥志賀号」のHMじゃ

なくって須坂行の方向版でございます。、検収庫の中にゃ後年越後交通に譲渡された

ED5002か5003のどっちかとモハ100〜300系のどれかですね。そして、架線柱で妻面

串刺しになってるけど、遠くから見ても一目瞭然の特徴ある面構えは、気合を入れて

長電が70年代に日車に発注した、20m4ドアの通勤用車両0系OSカーでございます。

須坂の次は2000形上り特急との交換シーンなんだけど、何処で撮ったか全然覚えて

いないのです。この次のコマが信州中野なんで、須坂〜信州中野間の交換可能駅は

小布施と桜沢の2駅でございます。当時の手元にあった当時のダイヤを見るてぇっと。

停車駅だった小布施でしか特急同士の交換が無かったんで、小布施と判明です。

最後は、木島線の始発駅信州中野に入線するとこをホーム手前からのスナップです。

2番線に停まてんのは、1000系の団臨列車でございます。4番線にゃ当時未だスジが

あった貨物列車が停まってます。今は豪奢なビルと橋上駅に変身の信州中野ですが、

当時は見上げれば空は高く広く、ホームの移動は構内踏切でございました。この後に

信濃竹原接近を一コマ撮ってんですけど、だいぶ前に単独でアップしちゃってました。

 長野電鉄 長野線 上 須坂 中 小布施 下 信州中野 1970-11 

Photo by 団長

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