2021年8月第2回 |
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今世界有数規模の外輪山を持つ阿蘇山、その外輪山の切れ目に位置しているのが、 豊肥本線と南阿蘇鉄道(旧国鉄高森線)の始発駅立野でございます。南阿蘇鉄道は、 当駅から外輪山内側を走り高森向います。豊肥本線下り方面は、立野停車を含めて スイッチバックを2度繰り返し、標高差200m近い次の赤水駅へ向うのでございます。 今回の駅撮りは、そのスペクタクルな走行シーンを堪能出来ちゃう、立野ホーム端で 撮ったスイッチバックの欠片も無い、単なる入線・出発スナップなんですが、時間差で アップでございます。先ずは、熊本方面から2番線に入線するJR九州の各停気動車 キハ47+キハ58でございます。これでキハ58の方が、先頭なら言う事無しなんですが。 1995-8 Photo by 名誉団長
お次は、赤字解消を因縁に国鉄の存在が危うくなってきた頃、同じく急行用気動車と しての運用が終焉に差し掛かってきた、キハ58系急行「火の山」の到着でございます。 1985-8 Photo by 名誉団長
時は更に過去へ、まだ豊肥本線の最優等列車が急行だった時代、立野駅を出発する 全盛期のキハ58系「火の山」でございます。そう言やぁ、「火の山」と併結されて走った 大分〜別府を豊肥本線・鹿児島本線・日豊本線経由、ほぼ循環の「ひまわり」なんて 物凄い急行列車もありましたねぇ。そして、左端に一寸見える貨車は、通風車ですね。 1973-8 Photo by 松原の親方
モノクロのキハ58を撮った、1973年なら蒸気機関車現役時代でございます。なので、 最後はC12牽引の国鉄高森線混合列車出発シーンでございます。 豊肥本線 高森線 立野 1973-8 Photo by 松原の親方 |