十二支で申しますと今年（2021年）は、丑年でございます。今回はそれより一巡り前の

丑年（2009年）に駅撮りした写真をアップでございます。20400系に改造されて都落ちと

なった20000系を下車したのは、日比谷線の三ノ輪でございました。北千住側階段から

地上に出て日光街道を北に歩って、常磐線のガード潜ってちょい行った処の右っ側に

周りたぁ段ちにヴィンテージなビルが見えます。このビルは、今や唯一の都電となった

荒川線のご先祖王子電気軌道が、昭和初期1927年に建てた王電ビルでございます。

そのビルの1階右っ側は、アーケードの商店街になってて、そこを通り抜けるてぇっと、

突き当りに周りにゃ、如何にも下町な雰囲気の都電荒川線三ノ輪橋電停がございます。

最後はホーム反対側の道路っ端から、荒川線名物バラの鉢越しにスナップは、都電

全盛時からの主力7000系のスナップです。正面2枚窓に大きな側の窓丸みを帯びた

車体が特徴だった更新前とは、似ても似つかないカクカクな車体になっちまったけど、

此れは此れで荒川線にゃお似合いでございましたねぇ。

　都電荒川線　三ノ輪橋　2009-6

Photo by 団長