2012年9月第2回 |
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まだ小海線に貨物列車が、走っていた頃の事でございます。夏になると高原野菜の 出荷に合わせC56の野菜臨貨が、毎年走っておりました。その野菜臨貨を目当てに 小淵沢に向かう途中、停車した石和で車窓から撮ったスナップが、これでございます。 写っているのは旧型国電はクハ47でしょうか?だとすると、相棒は32系の成れの果て クモハ14なのかな?ホームに置いてあるリヤカーや白線入り学帽を被ったベンチの 学生さんも茶色の旧国に似合う駅風景ですね。更に、画面左上の駅名票を御覧あれ、 「石和」も今じゃ「石和温泉」になり、隣の「べつでん(別田)」は「春日居町」ってナンカ らしくない駅名に変わっちまいました。台車はホームに隠れ車体は支柱で串刺しとは、 ググってヒットする「正しい駅撮り」と正反対の「正しくない駅撮り」なのでございますが、 学帽被って吊り掛けで通学したオジサン鉄には、嬉し恥ずかし懐かし風景なのです。 中央本線 石和「石和温泉」 1968-7 Photo by 団長 |