2012年9月第1回

復興の証、新しくなった阪急の伊丹は駅撮りするには、お誂えの駅なのでございます。

ビルの3階に造られた駅は島式1面二線、支線の終点にお似合いの小ぢんまりとした

造りの駅なのですが、ホーム先端に邪魔者が少ない、駅撮りは高条件の駅なのです。

ッテ言っても、僅か3km余の支線、走っているのは3000系に見た目同じ3100系だけ、

なんて言っちゃいけませんぜ、今回のモデル3100系のトップナンバーを篤とご覧あれ。

貫通路と3枚窓が対称に配置された妻面は、標識灯以外方向幕やLEDなどの不埒な

物はなく、キリリと締まった面構えの運転席窓下に鎮座まします方向板にはため息が。

そぼ降る雨のなか、2番線に進入する3100系4連の濡れそぼったマルーンの車体が、

いつも銀箱電車に囲まれて疲れたオジサン鉄の目を和ませて呉れたのでございます。

阪急伊丹線 伊丹 2009-3

 Photo by 団長

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