2012年7月第2回 |
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「秋の日は釣べ落とし」とは、よく言ったもんでございますね、夕焼空けにカシオペアと 淡い希望で錦岡駅に来てみたものの、お天道様は山の端に隠れ、漆黒が辺りを包み 初めておりました。こうなると、アッシのおんぼろデジカメじゃ普通に写真を撮る事は、 如何ともし難く、一か八か広角流しを敢行するも、想像を絶する通過速度と腕の悪さ、 結果は当然の如く惨敗でございました。肩を落として帰ろうとした時、苫小牧方面に ヘッドライトがピカ〜リ、列車が近づいてたのでございました。ダイアを確認してみても この時刻に到着・通過列車共に無く、首を傾げていたところ、謎の列車は錦岡中線に 入った所で停車いたしました。夜景に浮かび上がったのは、国鉄時代の面影を残した 糸井折り返し711系交流電車でございました。でも、なんで糸井折り返し普通列車が 錦岡の中線にっと思い、後からグーグルマップで確認したら、糸井に折り返し設備が 無いのが分かり、錦岡中線発着に納得したのでございました。しかし、折り返しの為、 錦岡中線まで来るんなら、室蘭方面の配線変えて錦岡まで客扱いすりゃ良いのにね。 室蘭本線 錦岡 2011-10 Photo by 団長 |