2011年11月第4回

毎度お馴染みモノクロの小汚い写真アップとくれば、コメントの方は当然オジサン鉄の

昔はナンタラ与太話と相場は決まっております。ということで、「S」をデザイン化した

マークをオデコに付けてホームに停まっているのは、モチロン帝都高速度交通営団の

東西線用5000系でございます。この頃は此処東陽町が終着駅というか、大手町から

延伸したてホヤホヤなんですが、このヒデェー写真じゃ新しいって感じはしませんね。

そんな地下鉄東陽町駅に来たのは、当時南砂町に在った汽車会社へ見学会の為。

今は写真撮影なんかトンデモナイ車両製造会社も昔はおおらかなモノで、新幹線やら

103系やら、撮り放題でございました。その製造中の車両の中でヒトキワ異彩を放って

いたのが、5000系の弟分ながら、その後の車両デザインに強烈なインパクトを与えた

千代田線用6000系だったのです。ネットなんか皆無の時代、ピクやファン等にも未だ

情報の掲載は無かったので、6000系の妻面を初めて見た記憶は今でも鮮明に覚えて

おります。そんなワクワクドキドキで見学した汽車会社も今は団地に変り、工場の脇を

専用線で抜けていた都電も無くなり、営団地下鉄の名称は東京メトロに変り、ついでに

洲崎弁天町も東陽一丁目に変っちまいましたね。

営団(東京メトロ)東西線 東陽町 1967-11

 Photo by 団長

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