2005年11月第3週


 今週引っ張り出したHMは、「東京メトロおかげさまで1周年」ってやつなんですから、

どうひいき目に見ても反則のHM。ところで、この反則HMを偉そうに付けているのが

いま首都圏をその勢力範囲に飲み込もうとしている、オジサン鉄の宿敵E231系列の

前面形状の祖先、東京メトロ6000系。いまや何処でも当たり前のように走っている

前面左右非対称電車ですが、この6000系が出来るまで電車の妻面が左右非対称に

なるなんてことは誰も考え付かなかった。ですから、6000系を初めて見た時の衝撃は

それは大変なモノでした。”オォ〜空想科学の世界から来た21世紀の電車だぁ”っと

思いました。きっと初めて80系の湘南電車を見た先輩諸氏も、湘南フェースに同じ

衝撃を感じたのでしょうね。しかし、HMの「東京メトロおかげさまで1周年」ですが、

誰のおかげさまか知らないけれど、オジサン鉄はどうもソノ呼び方はイマイチ波長が

合いません。”M”のマークもなんだか”マク○ナル○”のマークみたいだし、ヤッパリ

地下鉄と言えば”営団”と言った方がピント来ますよね。横文字ばかりがもてはされる

今の世の中”帝都高速度交通営団”なんとも好い響きじゃございませんか、ご同輩。


                  常磐線 松戸 2005-4
 Photo by カモ