2011年2月第3回

今週も先週に引き続きまして、昭和鋼体電車の駅撮り探検団でございます。車体色も

小田急5000系に似た色合いの電車は鉄な方なら皆さんご存知、東武8000系ですね。

製造両数は700余両、余りの多さに私鉄の103系など言う、名誉か不名誉か分らない

あだ名も付けられましたっけ。働くオト〜サンを黙々と運び高度成長期の一翼を担った

昭和鋼体電車も京急1000系や小田急2600系など、次々とリタイヤする中、野田線を

中心に北関東の支線系統で未だ主力でグァンバッテいる、東武8000系でございます。

写真の8000系は既に原型の顔は失ってはおりますが、正面3枚窓中央の貫通扉に、

シッカリ貫通幌を付けた面構えが堪りません。そんな8000系が入線するのが館林駅、

この写真を撮った当時は橋上駅化前、2つの切欠ホームを含む2面5線のホームは

大谷石積みに木と古レールの柱に支えられた木製の上屋、昭和鋼体電車の発着が

まことに似合う雰囲気のヨロシイ駅でございました。

東武伊勢崎線 館林 2007-8

Photo by 団長

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